オープンデッキのヘッド色々 DENON編
DH-710S フェライトヘッド
フェライトヘッドの特徴
1 ギャップが狭く均一にできる。
2 特性のバラツキガ少ない
3 磨耗量が少なくほぼ永久的に使用可能??
4 温度・湿度等の周囲条件の変化に対して特性が安定している
5 高い周波数での損失が少なく諸特性が改善される。
フェライト材は、硬度が非常に高く1000時間使用後のヘッド磨耗量を比較すると
パーマロイヘッドの約100倍から200倍も長持ちする。
性能
コア損失が少ない
インピーダンス特性がリニア
位相特性が高域ほど良くなる
高域の出力レベルが低下しない
結果
a f特が伸びる
b 高域の出力レベルが高いのでアンプノイズを下げることができる
c 熱雑音が少なくヘッド単体のSN比が良くなる
d FETアンプ等高入力インピーダンスのアンプとの組合せにより、音域・SN比が良くなる
e 長時間安定した高性能が楽しめる。
等ハイファイの条件を満たす内容が多いため・・・・デッキのヘッドに・・・・
と 1971年5月 電波科学の本には、良いことばかり書いてあります???
硬い反面欠けやすい欠点がありす。
その欠点を無くすため(F&F SONY・GX AKAI)などフェライトにクリスタルを覆った
ヘッドが使われています。